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スタッフブログ

漢方内科

2017年10月20日

現代医学(西洋医学)と漢方医学(東洋医学)では、患者さんを治療する上での視点が違います。ですが治療を行うことに変わりはなく、どちらも治療手段の一つと考えています。
当院では、患者さんの病状に応じて、西洋学のみの治療、漢方薬のみの治療、西洋薬と漢方薬の併用を使い分けて最善と思われる治療方法を選択しています。
漢方医学では、診察(問診、腹診、脈診、舌診など)によって患者さんの体質の強弱や病状を判断するため、同じ症状でも患者さんによって用いる薬が違います。
また、漢方薬には「長期間服用しないと効果が出ない」というイメージがあるかもしれませんが、そうではありません。

漢方医学には速効性を期待する「症状治療」と長期的な改善を期待する「体質治療」があり、目的によっても薬が異なります。
それぞれの患者さんの状態にあわせて薬を選択し、その効果をみながら柔軟に対応していきます。