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スタッフブログ

大腸内視鏡検査

2017年10月20日

大腸がんは早期に発見、治療できればほぼ100%治療する病気です。大腸内視鏡検査を行うことで、早期発見、治療が可能です。また大腸がんの他にもポリープや憩室、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)など、さまざまな病変を診断することができます。

大腸カメラは太さ11-13mm程度の細長く軟らかい内視鏡です。見た目としては、胃カメラよりもやや太くて長い形です。肛門から盲腸まで(内視鏡が約70~80cm入ります)の大腸内を挿入・観察するために太さや硬さや形状などが最適化されています。大腸は非常に長く(伸ばすと150cmぐらい)曲がりくねっているため、内視鏡が奥に進んで行く際に一時的に腸が押されて伸ばされることがあり、その時にお腹が張ったり違和感を感じることがあります。その苦痛を軽減するために鎮静剤の使用によりリラックスし苦痛を感じにくくするなどの工夫をしています。
盲腸まで内視鏡が挿入された後に、内視鏡を抜きながら再び肛門まで戻ってきながら大腸を詳細に観察します。
大きめのポリープなどが発見され、病院での診療が必要と判断した場合には、ご希望の病院へご紹介します。

このような症状のある方は大腸内視鏡検査をお勧めします

  • 排便時に出血する、便に血が混じる
  • 便潜血検査(大腸がん検診など)陽性だった
  • よく便秘になる
  • 便の形が細い
  • 便の回数が多い
  • 下痢と便秘を繰り返す
  • 下痢や粘液便が続く
  • 便通が以前と変わった
  • 腹痛が続く、腹痛を繰り返す
  • 血液検査で貧血がある
  • 以前、大腸ポリープがあった
  • 血縁者の中に大腸がんの人がいる
  • 40歳以上の方で、これまで一度も
    大腸内視鏡検査を受けたことのない方